当講義は、デジタルメディアの正しい使い方を学ぶことができます。
メディア・リテラシーとは、情報を適切に受発信するためのスキルです。
デジタル社会において、毎日受発信される情報は膨大な量となり、またその質も多様です。私たちは、それらの情報を発信されたままの状態で受け取るのではなく、自分にとって有用な情報と不要な情報とを分け、「正しい解釈」をし直して受け取らなければいけません。そこには、情報の有用性、信憑性を判断する力が必要です。
また、私たちはSNSを使って自由に瞬時に世界中に情報を発信できます。SNSは不特定多数の人が参加し、情報の取得、シェアが気軽にでき加速的に情報拡散できるという特性を持ちます。それを上手に活かせば便利に使え画期的な社会の発展に貢献しますが、現状では使い方を誤り、炎上、個人情報や機密情報の流出、風評被害、誤報拡散のトラブルが絶えません。SNSを自由に使える私たちは、発信者ともなる責任を持ち、適切に使わなければいけません。そのためには、SNSの特性、リスク、マナーの基礎知識と倫理観を備え、発信するに相応しいかを判断する力が必要です。
ケースを用いて、この投稿のリスクは何か、どのような人が見る可能性があるのか、見た人はどう思うかについて主体的に考えることにより、リテラシーを高めます。